街中を歩いていると、毎日のように目にするのが看板広告です。特に、自分の好きな芸能人や気になるキャラクターが使用されている看板は、目に留まりやすいでしょう。また人間は、動くものに対して視線が向いてしまうという傾向があります。電子看板であるデジタルサイネージは、人間の習性をよく捉えた効率の良い宣伝方法かもしれません。
デジタルと聞くとごく最近のイメージがあるかもしれませんが、利用が始まったのは1970年代の後半からだと言われています。ある団体の行った調査では、2019年のデジタルサイネージ広告の市場規模は749億円で、2023年には1、248億円まで拡大されると予測。今後の活躍が非常に楽しみな広告媒体だということがうかがえるでしょう。デジタルサイネージを導入する際に検討すべきポイントは、初期費用と維持費がかかるということです。
紙媒体とは違い、大型のディスプライの購入やレンタル費用、設置費用が必要なことは言うまでもありません。しかし、長期的な視点で考えると話は別です。何度も貼り替える必要がある紙媒体の広告とは違い、工数や人件費を抑えられるというメリットがあります。レベルの高いコンテンツを提供できるのも大きな魅力でしょう。
自社商品のクオリティをアピールしたいのなら、紙媒体では限界があるのも事実。きめ細かな画像を使用することによって、初めて消費者の目に魅力的に映ることもあります。初期投資を回収できるほどの訴求力を秘めたツールだといえるでしょう。
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