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ミドルウェアというソフトウェア

ソフトウェアにはミドルウェアと呼ばれるものがあります。コンピュータのソフトウェアには、ユーザが操作するアプリケーションと、ハードウェアに命令を出すOSとがあり、基本的にはこの2つで構成されているのですが、その中間にあるものととしてミドルウェアがあります。ミドルウェアはOSの機能を拡張させたものとも考えられますし、アプリケーションに汎用性を持たしたものだとも言えます。考え方としては、よく使う機能を汎用化させて独立させたいうのが良いでしょう。

例えば、大量のデータを処理するアプリケーションは多くあります。それぞれのアプリケーションは目的も異なりますし、GUIも異なるでしょう。しかし、データを扱うという部分は共通してい、例えば検索をして抽出する機能や、データを書き込んだり読み込んだりする機能は大抵のものに必要となります。これらの機能を毎回作成するよりも、独立させておいたほうが利便性が高くなります。

ミドルウェアはこのようにして作られたと考えられます。ですから、アプリケーションが直接的にOSに命令を出すのではなくて、一旦ミドルウェアに命令を出します。そして、ミドルウェアがOSに対して命令を要求すると言った2段階で処理が行われることになるのです。一つのミドルウェアを使うことができるようになれば、同じような機能を持つソフトウェアを容易に開発できるようになるというメリットがあります。

例えば、ウェブサーバーやデータベース、サーバサイドスクリプトなどがミドルウェアとして提供されています。

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